昨日に続いて新潟アルビレックスBCの今シーズンを振り返るを。
Part2では今シーズンの総括と来シーズンの展望です。
まずは今シーズンの総括。
前後期合わせたチームの成績は33勝36敗3分で、ともに2位に甘んじる結果に。
特に前期は好スタートを切るも、5月中旬から貯金どころか借金を作るくらいの連敗をしてしまいました。
この他にも大型連敗は多かったですね。強いチームは連勝しても連敗はしないと言います。
また、後期からの巻き返しもならず、むしろ息切れしていた感もあります。
昨シーズンも似たようなシーズンでした。仏の顔も三度まで。来シーズンはそんな事のないようにして欲しいものです。
続いては投手陣と野手陣に分けて総括。
☆投手陣
エース伊藤がさすが!という活躍。決して速球派ではないですが、コントロールで乱れる事はなく、ヒットを打たれても粘り強く投げる姿が印象的でした。
気の毒だったのはチーム状態に振り回された感のある中山。見ていると先発よりもリリーフで出てムードを上昇させる役割が似合ってたかも。
スターツは球は速いもののコントロールが…ただ、先発転向ではそれが逆に荒れ球となってバッターの的を絞らせないピッチングをしていた。
クイックもよくなりましたし、日本野球に慣れていってますね。
久保田は中継ぎタイプか?と思いましたが、先発でも好成績。先発陣が抜ける来シーズンは先発かな?
谷合はスタミナが課題か。6回まではいいピッチングをするのですが。
もっと課題は若手の柏村と折笠。何とか一本立ちして欲しいものです。
☆野手陣
私が思うに一番成長したのは清野。打率3割達成にホームランは8本。文句なしにいいバッターになったと思いますが、逆に守備が…
ちなみに、リーグ全体で一番成長したのは信濃の村上かと思います。
稲葉も好成績ですし、ここで!という時に打てる選手になりました。前期は5番という打順に戸惑ったままでしたが、後期の3番になってからよくなりましたね。
青木は二冠王で文句のない成績。打率も2位ですので、来シーズンこそは…
矢野や百瀬に隼人の活躍もありました。矢野はなぜ昨シーズンから…と思わずにはいられないバッティング。守備もうまくなった印象があります。
木ノ内にはもっと大きくなって欲しい!
全体の課題としては、全員が大振りの大味なバッティングをしていた印象があるので、自分の役割に徹して欲しいものです。
また、ランナーが出たらバントではバリエーションが単調で面白味がないので、機動力を積極的に使った攻撃が見たいですね。
ここからは来シーズンの展望。
ますは現有戦力で来シーズンのキーマンを3人。
①北條恭一郎
走攻守ともに光るものがあります。走の部分でもっとアピールして1番センターの座を勝ち取って欲しい!
また、この選手も粗いバッティングをすろ所がありますので、そこも。
②日下広太
あなたほど応援したい!と思わせる選手はいない。肩もいいですし、渋いバッティングもあります。課題のリード面を克服して正捕手取っちゃいなよ!
出ているとチームのムードが上昇している気がします。
③柏村雄太
もっとやれる!まだ期待しているから!
全体的な展望としては、まずは軸となるピッチャーを作る事。そしてホームランの打てるバッターを欲しいですね。
あとは群馬の堤のように高卒でも活躍するような選手が現れたらなと思います。
さて、今シーズンも球場ではいろいろな人と出会えました。
ついに、「これを見てるよ」という方も現れたりと、ちょっと恥ずかしいですが、うれしい一言ももらえました。
来シーズンも楽しく皆さんと観客席で「がむしゃらに!」声援を送りたいと思います!